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治療コラム

治療方法

2018年6月26日

薬物療法

緑内障の基本の治療方法です。緑内障は眼圧を下げることで、その進行を防止したり、遅らせたりすること が可能です。しかしながら、ひとたび障害されてしまった視神経は回復することがないので、早期に発見し、 長期的に根気よく続けることが大切です。現在、多くの点眼薬が発売されており、タイプ、重症度、眼圧の高さなどによって選択します。

レーザー治療

点眼の効果が不十分な場合や、急性緑内障発作が発症した場合にレーザー治療を行います。房水排出時のフィルターの役割をする線維柱帯に照射して排出を促進する方法と、虹彩にレーザーを照射し、房水の流れを変える2種類の方法があります。入院の必要は無く短時間で治療が完了します。

手術

薬物療法、レーザー治療がうまくいかなかった場合に外科的手術を行います。房水を外に染み出させる方法と、繊維柱帯を切開して排出しやすくさせる2種類があります。眼圧が下がって進行を止めることができても、その後も定期的な管理が必要です。

定期的に検診を

緑内障は、初期の段階では自覚症状が出にくいことが特徴で、 自覚症状が出現した時にはすでに視野障害が進んでいること が多いです。 しかし、早期に発見することで、それ以上の悪化を防ぎ最悪のケースは免れることができます。早期発見のためには、定期的に眼科検診を受けることが大切です。